WORLDWIDE ROCK

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雷やべー

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こちらは福岡なんですけど、昨日から雷がすごいです。夕立とかじゃなく、昼からゴロゴロピカピカ鳴ってます汗

 

例年この調子だと、イヤホンは手放せませんね。仕事に集中するためにイヤホンをしてます。

 

去年もこんなに世紀末な感じでしたっけ?関東はもっと凄いんでしょうけど。

 

雨の日、それも雷鳴+音楽と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?ロック青年の私が思い浮かべるのは、グランド・ファンク・レイルロードのハートブレイカーですかね。伝説のライブがありまして、1971年の後楽園で行われたライブです。Grand Funk Railroad Live in Japan- Heartbreaker - YouTube雷鳴が鳴り響く中、轟音ブルース=ハード・ロックをかき鳴らす彼らに痺れます。

 

それでは今日のおススメです。

 

Grand Funk Railroad「Heart Breaker」

 

 

ライヴ・アルバム

ライヴ・アルバム

 

 

 

ロックは混血児

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多くの生物がそうであるように、ロックにも父と母がいます。

 

ん?と思われる方もいると思いますが、結論から先にお伝えします。

ロックは黒人ブルースの母白人カントリーの父混血児なのです。

 

(そもそもロックってなに? - WORLDWIDE ROCK)

の表を見てもらうとわかりやすいのです。色分けされていますよね?この中でで表現されているのが混血児なんですが、ロック以前にも存在しています。

 

でも、ロックに比べて子孫が少ないんです。

スウィング、ビバップ、ハード・バップ、ジャズ・ロック、フュージョン、ジャズ・ラップ・・途中でロックと混血しています。

 

新しいスタイルは生まれているのでしょうが、いかんせん、情報がマイナーで耳に入ってこないのです。ロックの方は相手を選ばず。とにかく子孫を残しまくっています笑

 

今回のポイントです。

【子孫を産まずして大長老にはなれぬ】

長老になる為には元気に生き続けなければなりません。息子、孫、ひ孫が元気なロック。次の世代に新たな子供を産んでくれるのでしょうか。

 

それだけが心配な今日この頃です。

〜Rock and roll will never die〜

 

「Hey Hey, My My (Into the Black)」

Neil Young and Crazy Horseより

 

 

Rust Never Sleeps

Rust Never Sleeps

 

 

 

作詞は難しい

作詞という作業は不思議なものです。

スラスラ書ける時もあれば、途中で飽きてしまう事もあります。

 

作曲はある程度のパターンがあるのですが、テンポや音色を変えることによって、全くの別物に聴かせているので、気付かないだけなんです。

 

でも、作詞にパターンを当てはめてしまうと、面白くないんです。やってる事が同じだから。演奏ってパターンは同じでも、やってる事はその日その日によって違うように聴こえます。

 

そういう意味で作詞は作曲より難しいんです。だからと言って作曲は作詞よりも劣っていると言いたい訳ではありません。作詞と作曲の相乗効果が新たな名曲を創造するのです。

 

実は最近思うことがありまして、両方が優れている音楽に巡り会う事が少なくなったな〜と。日本のバンドに関しては、演奏、曲の構成は過去に比べて驚く程の成長を感じるのですが、肝心の詞が単語の羅列だったり、素直に入ってこない映画だったりして、ド邦ロックが少ない気がしてます。

 

そんな私の今日のオススメ

「茜色の夕日」フジファブリック

 

茜色の夕日

茜色の夕日

 

そもそもロックってなに?

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ロックと一言で言っても、

色々なジャンルがあるんです。

 

そこで!ジャンルが誕生した或いは成立された年がよくわかる、簡単な年表を作ってみました!

 

※ロック成立以前から始まります、

ロックに影響を与えた音楽も入れました

 

17世紀 ゴスペル

19世紀 ブルース

1897 ラグタイム

1917 ジャズ

1924 ヒルビリー(カントリー・ミュージック)

1927 ホンキー・トンク

1930 フォーク・リバイバル

1935 スウィング・ジャズ

1938 エスタン・スウィング

1940 エレクトリック・ブルース

1942 ジャンプ・ブルース

1945 ブルー・グラス

1945 ビバップ

1947 リズム・アンド・ブルース

1951 ロック・アンド・ロール

1954 ロカビリー

1956 インストゥルメンタル・ロック

1962 サーフ・ロック

1963 ビート・ミュージック

1963 ガレージ・ロック

1964 ブルース・ロック

1965 フォーク・ロック

1965 ファンク

1966 サイケデリック・ロック

1968 バブルガム・ポップ

1968 ハード・ロック

1968 サイケデリック・ソウル

1968 ジャズ・ロック

 

色分けは

黒人音楽

白人音楽

両方の特徴を持つ音楽

ロック・アンド・ロールの派生

ロック・アンド・ロールの派生が縮められて、ロックと呼ばれるようになった音楽=ロック

 

あくまでも個人的な主観になりますが、このような分け方になると思います。

 

この表を見ると一目瞭然なんですが、ロック・アンド・ロールの登場以降、派生ジャンルが大幅に増加しているんですよ。

 

周知の通り、まだまだ増えますからね。

これ以降の表もどうぞ。

 

※色使い回します

 

1969 カントリー・ロック

1969 ルーツ・ロック

1969 プログレッシブ・ロック

1969 プロト・パンク

1970 ファンク・ロック

1970 ソフト・ロック

1971 グラム・ロック

1971 エストコースト

1974 ヘヴィ・メタル

1974 パブ・ロック

1975 ハートランド・ロック

1976 パンク・ロック

1976 アメリカン・プログレ・ハード

1976 フュージョン

1978 ダンス・ロック

1978 ストパン

1978 ニューウェーブ

1979 シンセポップ

1979 パワー・ポップ

1979 NWOBHM

1979 スピード・メタル

1980 ハードコア

1981 サイコビリー

1981 ネオロカビリー

1982 ニューロマンティック

1983 カレッジ・ロック

1983 グラム・メタル

1983 ロディック・ハードコア

1985 スラッシュ・メタル

1986 デス・メタル

1987 ラップ・ロック

1988 マッドチェスター

1991 グランジ

1992 ブリット・ポップ

1992 インダストリアル

1994 ポップ・パンク

1994 ニュー・メタル

 

・・・これ以降は更にジャンルの細分化が進みます。

 

簡単に説明すると、

大音量でテクニック重視のロック

黒人音楽と白人音楽の融合が特徴のロック

大衆向けに纏められたロック

ロックンロールの初期衝動を体現したロック

視覚的にも、聴覚的にも未来的なロック

アメリカ的な泥臭さが特徴のロック

インディーと呼ばれていたが

後にオルタナティブと呼ばれるロック

 

全部ロックです汗

 

さて、今日はジャンル名だけの紹介でしたが、後々にそれぞれのジャンルとロック成立までの歴史の説明を行いたいと思います。