作詞は難しい
作詞という作業は不思議なものです。
スラスラ書ける時もあれば、途中で飽きてしまう事もあります。
作曲はある程度のパターンがあるのですが、テンポや音色を変えることによって、全くの別物に聴かせているので、気付かないだけなんです。
でも、作詞にパターンを当てはめてしまうと、面白くないんです。やってる事が同じだから。演奏ってパターンは同じでも、やってる事はその日その日によって違うように聴こえます。
そういう意味で作詞は作曲より難しいんです。だからと言って作曲は作詞よりも劣っていると言いたい訳ではありません。作詞と作曲の相乗効果が新たな名曲を創造するのです。
実は最近思うことがありまして、両方が優れている音楽に巡り会う事が少なくなったな〜と。日本のバンドに関しては、演奏、曲の構成は過去に比べて驚く程の成長を感じるのですが、肝心の詞が単語の羅列だったり、素直に入ってこない映画だったりして、ド邦ロックが少ない気がしてます。
そんな私の今日のオススメ
「茜色の夕日」フジファブリック
そもそもロックってなに?
ロックと一言で言っても、
色々なジャンルがあるんです。
そこで!ジャンルが誕生した或いは成立された年がよくわかる、簡単な年表を作ってみました!
※ロック成立以前から始まります、
ロックに影響を与えた音楽も入れました
17世紀 ゴスペル
19世紀 ブルース
1897 ラグタイム
1917 ジャズ
1924 ヒルビリー(カントリー・ミュージック)
1927 ホンキー・トンク
1930 フォーク・リバイバル
1935 スウィング・ジャズ
1938 ウエスタン・スウィング
1940 エレクトリック・ブルース
1942 ジャンプ・ブルース
1945 ブルー・グラス
1945 ビバップ
1947 リズム・アンド・ブルース
1951 ロック・アンド・ロール
1954 ロカビリー
1956 インストゥルメンタル・ロック
1962 サーフ・ロック
1963 ビート・ミュージック
1963 ガレージ・ロック
1964 ブルース・ロック
1965 フォーク・ロック
1965 ファンク
1966 サイケデリック・ロック
1968 バブルガム・ポップ
1968 ハード・ロック
1968 サイケデリック・ソウル
1968 ジャズ・ロック
色分けは
黒人音楽
白人音楽
両方の特徴を持つ音楽
ロック・アンド・ロールの派生
ロック・アンド・ロールの派生が縮められて、ロックと呼ばれるようになった音楽=ロック
あくまでも個人的な主観になりますが、このような分け方になると思います。
この表を見ると一目瞭然なんですが、ロック・アンド・ロールの登場以降、派生ジャンルが大幅に増加しているんですよ。
周知の通り、まだまだ増えますからね。
これ以降の表もどうぞ。
※色使い回します
1969 カントリー・ロック
1969 ルーツ・ロック
1969 プログレッシブ・ロック
1969 プロト・パンク
1970 ファンク・ロック
1970 ソフト・ロック
1971 グラム・ロック
1971 ウエストコースト
1974 ヘヴィ・メタル
1974 パブ・ロック
1975 ハートランド・ロック
1976 パンク・ロック
1976 フュージョン
1978 ダンス・ロック
1978 ポストパンク
1978 ニューウェーブ
1979 シンセポップ
1979 パワー・ポップ
1979 NWOBHM
1979 スピード・メタル
1980 ハードコア
1981 サイコビリー
1981 ネオロカビリー
1982 ニューロマンティック
1983 カレッジ・ロック
1983 グラム・メタル
1983 メロディック・ハードコア
1985 スラッシュ・メタル
1986 デス・メタル
1987 ラップ・ロック
1988 マッドチェスター
1991 グランジ
1992 ブリット・ポップ
1992 インダストリアル
1994 ポップ・パンク
1994 ニュー・メタル
・・・これ以降は更にジャンルの細分化が進みます。
簡単に説明すると、
大音量でテクニック重視のロック
黒人音楽と白人音楽の融合が特徴のロック
大衆向けに纏められたロック
ロックンロールの初期衝動を体現したロック
視覚的にも、聴覚的にも未来的なロック
アメリカ的な泥臭さが特徴のロック
インディーと呼ばれていたが
後にオルタナティブと呼ばれるロック
全部ロックです汗
さて、今日はジャンル名だけの紹介でしたが、後々にそれぞれのジャンルとロック成立までの歴史の説明を行いたいと思います。